“ピースフード”という提案
菜食主義に関わらず、世の中には非常に多くの食事法のメソッドが存在する。それらの多くは健康増進やダイエットのための食事療法である。ここで私たちが提案したいのは、“ピースフード”という考え方。平和を築くために“食”というフィールドにおいて出来ることに関する提案である。“食べる”という行為を、少し広げた領域から捉え直してみたいと思う。
まず、食と平和の関係について考えてみよう。どんなことが思い浮かぶだろう?

ある日の収穫。とても辛いチェリーボム。なすと小豆、つるありいんげん、金ゴマ、そしてフェンネル。
種から育てた野菜をシンプルに塩茹でして食べるのは本当に贅沢なこと。心が満足しているのか、少し量でお腹がいっぱいになる。 |
おいしいモノを食べると幸せになること、夕食時の家族の団欒、あるいは、WTOや農民紛争、農業による環境破壊や、枯渇する水資源、飢餓の問題…。
平和学の泰斗、ヨハン・ガルトゥング博士による平和の理論には、平和と「健康」概念との相似ーつまり平和:暴力=健康:病気という定式があり、健康学(一般に医学)を比喩に平和の理論を展開する。病気の不在を消極的健康とした場合、積極的健康について病気を扱う能力(自己信頼能力/自己管理能力)を重要な要素としている。西洋医学においても、病気の7割以上が慢性疾患という状況の中で、より全体的に“健康”を扱い、全体は部分の総和+αであるとする予防医学としてのオルタナティブが現れてきた。いずれにせよ、自己管理能力がキーポイントとなる中で、日々の食生活はこの重要な要素に大きく影響を与える。Go>>
ベジタリアンのすすめ
肉を食べることが当たり前になったのは戦後のこと。本来、日本の食事は野菜を中心とした粗食でした。だから、わざわざ“菜食”などというのもおこがましいけれど、この辺で一度、ベジタリアンがなぜ静かなブームになっているのか、改めて考えてみませんか?
ところで、菜食主義といえばすぐ思い浮かぶのがガンジー。実はこのガンジーにも束の間の“肉食時代”がありました。「肉食をすればイギリス人に打ち勝つことができる」という友人の強いすすめで、生まれて始めてヤギの肉を口にしました。厳格なヒンドゥー教ヴィシュヌ派信徒である両親に知られないように、こっそりと。その夜若きガンジーは、からだの中でヤギがメーメーと鳴いているような気がして悪夢にうなされたとか。それでも、なんとかガンジーを肉食家に仕立てようとする友人の策が功を為し、1年ほど肉食生活を試みましたが、両親を欺く事は出来ないと、肉食をやめました。その後ガンジーは、20歳の頃に留学したロンドンで出会った一冊の本がきっかけで自らの自由意志によって菜食主義を選択し、それを広める事を使命として“菜食主義の会”を組織しました。非暴力・無抵抗主義で知られるガンジーですが、その活動の起源はこの“菜食主義の会”にあります。
どのようなきっかけでベジタリアンになるのか、どのようなものを食べているのか、ベジタリアンに興味のある方は覗いてみて下さい。 Go>>
ベジタリアンの著名人たち
宗教者や精神指導者はもちろん、平和活動家や環境活動家には探せば多くのベジタリアンがいるでしょう。美容に気を使う職業である俳優やモデル、ミュージシャンには非常に多くのベジタリアンがいます。トライアスロンで6回も優勝を遂げたアスリートであるデイブ・スコットやカール・ルイスの存在はベジタリアンの体力・運動能力を肯定するものだし、天才たちが多いのも励まされる事実です。キャメロン・ディアスも最近はベジタリアンに転身したようですし、難しい理屈より体や心に心地よい生き方をしたらベジタリアンになっていた、という人々も増えているかも知れませんね。今やベジタリアン・ライフもポップな時代になりつつあるようです。ソクラテス、プラトン、ピタゴラスに始り、レオナルド・ダヴィンチ、アイザック・ニュートン、アルバート・アインシュタイン、ガンジー、ポップスターではマドンナや元ビートルズの面々、ボブ・マーリーに坂本龍一、ハリウッドでもジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、そしてリチャード・ギアなどがベジタリアンとして有名です。他にもどんな方々がベジタリアンなのか、ちょっと覗いてみませんか?Go>>
ピ−スフ−ドやベジタリアンに関する興味深い情報
畑の残り野菜でおいしいピクルスを作ろう。
畑に余ってしまった野菜で、ピクルスを作ってみましょう。ひとことでピクルスと言ってもいろいろな味付けがあります。さまざまなハーブが入ったもの、ペッパーでピリっとした辛味をつけたもの、ガーリックがきいたもの、ハニーで甘く味付けしたものなど。コツは酸っぱくなり過ぎないこと。気軽につくって、ためしてみましょう。以下はピクルスの作り方が紹介されたサイトです。
漬けるドットコム :和風、洋風さまざまな漬け物が紹介されている。
E-recipe :写真でピクルスの作り方が紹介されている。
ジャスト・ピクルズ
:ピクルスを使った料理の紹介コーナーがある。
Sience
of Cooking / Pickle Lab:フラッシュアニメでピクルスの作り方が紹介されたり、ユニークなサイト。
I love pickles ピクルス料理が豊富に紹介されている。
野菜や果物を太陽光で乾燥させて、おいしいドライフードを作ろう。
お米や椎茸など、食べる前に太陽光にあてると味覚が豊かになり、ある栄養も高まることは知られている。自宅でハーブを育て乾燥させて使用している方も多いだろう。畑で野菜を育てると、思いのほか沢山の野菜に恵まれ食べきれない場合がある。昔からある乾物にするという方法は、サステイナブルな暮らしの知恵だ。冬になり、畑に残った食べきれない大根などを干してみると、思いのほか簡単に、しかも大変おいしいドライフードが出来上がる。市販の干し網に好みの大きさに切った野菜やフルーツを入れて日当たりの良い場所に吊るしておくだけでで切るのだから、案外簡単なのだ。筆者の方法は、小さく切った野菜をさっと塩茹でにしてアクを抜いてから網に重ならないように並べてみる。腐ってしまったり、かびたりと失敗もあるけれど、基本的に天気に恵まれれば難しくはないし、なにしろおいしい。市販の乾物は天日干しではなく、デハイドレーターを使用して乾燥した場合が多い。いろいろ試して、太陽たっぷりのおいしいドライフードを食べてみよう。
Harnessing
the Sun〜Solar drying your ownproduce Bob Fuller著 Bolwarrah Press
1998年
ソーラードライヤーについて詳しく知りたくなったら、この本が参考になる。自分で作る際のコストパフォーマンスや環境対策へのベネフィットや、ザルを利用したものから、効率の良いハウス状のものまで、6種類のドライヤーについて詳しく解説されている。
日本ベジタリアン協会
タンパク質を摂取する効率は、肉食は菜食20人分?菜食とそれに関連した健康、栄養、倫理、生命の尊厳、地球環境保全、発展途上国の飢餓などの問題に関する啓発や奉仕を目的として、菜食に関心のある人々に必要な知識や実践方法を広め、共有していくためのネットワークづくりを行うために、1993年4月に設立され、1995年5月に「日本ベジタリアン協会」に改称。正しい科学的知識に基づくベジタリアニズムの普及をめざしている為に学術的な情報も扱っている。ベジタリアンに関するFAQはわかりやすく、多角的にその有用性を教えてくれる。
http://www.jpvs.org/index.html
国際ベジタリアン連合
日本ベジタリアン協会の母体団体。1908年より世界規模でベジタリアニズムを推進し、毎年世界ベジタリアン会議を開催している。ベジタリアニズムに関する豊富な情報とリンクがある。
http://www.ivu.org/
英国ベジタリアン・ソサエティー
世界で最も歴史ある菜食の会。英国はヨーロッパでもっともベジタリアン人口の比率が高く、近年のベジタリアンブームも手伝い国民の9%を占めるといわれている。
記事によると、この国の食肉生産には年間1500億リットルの水が使用される。ここから換算すると英国だけで、2億5000万人にヘルシーで栄養のあるベジタリアンフードを調達できるという。動物と環境に関するコーナーには、さまざまな興味深い記事がある。
http://www.vegsoc.org/
The Vegetarian Site.Com
“若者たちを洗脳して間違ったことをさせてきたんだ。私は世界中のこどもたちにあやまりたい。動物を殺してボロもうけした企業に寝返ってきたことを。”
-ジェフリー・ジュリアーノ, 1980年代のロナルド・マクドナルドの俳優
http://www.thevegetariansite.com/index.htm
関連記事で、マクドナルドを巡る裁判や問題などの情報満載のサイト。
Mc
Spotlight.org
Vegetarians in Paradise
ロス・アンゼルスの月刊ベジタリアン・ウェブマガジン。一歩づつ無理せずにベジタリアンになる方法など、ビギナーにもやさしいベジタリアン・ライフが紹介されている。リンクも充実していて、楽しめるサイト。家宝種(Heirloom)のページが素敵です。
http://www.vegparadise.com/
EarthSave
EarthSaveというNGOによる、シリアスな内容を楽しんで学べるようにデザインされた素晴らしいサイト。単なるベジタリアニズムの紹介を超えて、植物ベースの食事が人も地球もヘルシーにする、というコンセプトを一貫して見せてくれる。ヴィーガンであるカール・ルイスの物語がある。.
http://www.earthsave.org/
FOOD FIRST:Institute for Food and Development
Policy
FOOD FIRSTは“DIet For a Small Planet”の世界的な成功によって、フランシス・ムア・ラッペとジョセフ・コリンズによって1975年に設立された組織。世界の飢餓と貧困野解決は非常に困難だとする神話を切り崩すことを通じて、世界の食糧事情を根本から改善しようとする世界的なオピニオン・リーダー的存在である。数多くの教育やアクションに関する教育プログラムやインタビュー、著作などをサイトで見る事が出来る。
http://www.foodfirst.org/index.html
The Feingold Association : 食餌療法とより良い行動、学び、健康の関係
ファインゴールド・アソシエーションは子供や成人がより良い人生を送るための食餌療法を提供している非営利組織。1976年にベン・E・ファインゴールド医学博士のダイエットメソッドを指示する人々が集まり博士への敬意を表し、命名、設立した“問題はショッピングカートから始まる。あなたが選んだアイスクリームやクッキー、ポテトチップのブランドについて、あるいはあなたが選んだある種のフルーツや野菜が直接あなたの行動や健康、学習能力に関わることを知っているだろうか?気の短さや、多動症、頭痛やじんましんがあなたが買っている商品に含有した化学物質が引き金になっている可能性があることも。”
http://www.feingold.org/home.html 関連サイト:
Natural Ovens
Mr.GOODBURGER'S
大豆プロテインを使用したヘルシーなハンバーガーを売る「Mr. Goodburger's」のサイト。一号店が2002年3月,ホノルルでオープンして。メニューはレタスやトマト、オニオンがトッピングされたオーソドックスな“ザ・クラシック”、パイナップルやマンゴーチャツネを使った“ホノルル”、チリを使った“サン・アントニオ”、野菜をたっぷり使った“サクラメント”など個性豊か。
http://www.mrgoodburgers.com/index.htm
'More girl babies' for vegetariansーBBC
2000年8月7日 BBC
この記事は、ノッティンガム・大学の研究チームが妊婦のダイエット(食事療法)が胎児の性別に与える影響について研究している過程で偶然得られたデータに関する記事です。英国では女児100人に対して男児106人が生まれているが、妊婦がベジタリアンの場合は女児100人に対して男児85人、つまりベジタリアンの女性からは女の子が生まれる確立が高まるというデータが得られたという。
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